これまでの「twitterが流行っているらしい」という論調から、
「社会に少しずつ浸透してきている」という論調に変化している。
カテゴライズや統計などが増え、読み応えのある内容だった。
しかし、「twitterマーケティング」という表題であるのに、
ソーシャルメディア全体の解説になってしまっており、
それら複数のメディア間の関連性がぼやけたまま話をまとめているので、
twitterに話を絞るか、複数のメディア間の関連性をクリアにした上で
話をまとめたほうがよかったのではないかと思う。
twitterに話を絞る場合は、企業が導入するにあたってのフレームワークやケーススタディを入れる、
複数のメディア間の関連性をクリアにする場合、メディア間の関係性や相互作用を図式化するなど。
なので個人的には物足りなかったものの、世間への啓蒙という意味では非常に良いのではないか。
■雑記
- ・web業界の人はここに取り上げられている事例を大体知っていると思う
- ・今回の特集のおかげで他業種のweb担当と話がしやすくなった
- ・あくまでメディアの1つに過ぎないのでマスメディアと組み合わせたクロスメディアが重要
- ・趣味人倶楽部は母数的に特集するほどの規模ではないのでは…
- ・動画はソーシャルにおいてバイラル性が超重要
- ・コロプラ経済効果の「威力」とあるが、威力は少ないのでは?
- ・コロプラはモデルが新しいので将来性あり、っていう論調のほうが良いと思う
- ・Facebookのリーバイス事例は確かに良例
- ・しかしFacebook会員数よりもmixiのコネクト対応のほうがインパクト大きいと思う
- ・論点がソーシャルメディアマーケティングなのかtwitterマーケティングなのかブレてる
- ・企業向けガイドラインの策定の記事は非常に参考になりそう
- ・ツール紹介は今更感があるのでもっと実用レベルの解説が欲しい