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2010年9月4日土曜日

【雑記】本当に苦しいのは若者ではなくおじさんたち

最近、30~40代の経営者の方とお話する機会が多かったものでそれについて雑感を少々。
世代観についてかなりのバイアスがあることは承知の上。



現在、若者をとりまく環境は超氷河期とか派遣切りとか内定取りけしとか不景気な話題が多い。失われた10年、20年のツケが若者にしわ寄せがきて、「贅沢を知らず、ガツガツしていない」という論調だ。一方で当の若者たちは「ゆとり世代」とも「ソーシャルネイティブ」とも言われる、新しい価値観を持った人々だ。彼らはそもそも所有や消費に対する志向性が低い。私もこの部類に属すると感じている。彼らは貧しさを楽しみ、社会貢献を好む。この新しい価値観を持った人たちが社会変革を起し、贅沢や消費に慣れたおじさんたちは既得権益を守る悪役になるだろう、と漠然と考えていた。

ただ、実際はちょっと違うような気がした。何も持たない若者は気楽だ。家族やローンや世間体などあらゆるものを持っているおじさんのほうが、よっぽど苦しく、詰みやすい。自分がするべき活動は、若者たちと行動を共にすることよりも、むしろ現状に問題意識をもつおじさん世代と交流を持ち、価値観のすり合わせを行うことが重要だと感じた。これは、世の中の変化に便乗するのではなく、積極的に変化を起こすというスタンスだ。

そんなことをぼんやりと考えていた。

2010年8月28日土曜日

視覚障害から考えるネットの恩恵


昨日、ハーモニー・アイというNPOの勉強会に参加してきた。内容はスクリーンリーダーというwindows向け画面読み上げソフトの一種、NVDAというソフトウェアを使ってみようというもの。詳細は以下。

20100827/勉強会 | ハーモニー・アイ

そこで自分も説明を受けながらインスコし使ってみた。以下メモ。

  • ウィルスソフトが邪魔したりして環境設定に一時間くらいかかった。
  • 設定画面もちょっと分かりづらい。トライアル&エラーでなんとかできたが。
  • タウンロード、インストール中のロード時間が読み上げられないので視覚障害者にとっては不安になる。
  • ネット初心者にはもうこの時点でかなり敷居が高い気がする。
  • 実際に読み上げ開始するとちょっと感動する。
  • webサイトの読み上げは広告表示が多すぎてとにかく分かりづらい。
  • サイトの構造がシンプルなものであれば読み上げでわかりやすい
  • Flashやpdfにも対応しているが、視覚障害があるとそもそもFlashやpdfが何なのかわかりにくい
自分の雑感としては、視覚障害者がwebを使うということが非常に困難であるが、それに対して様々な技術が発達して対応しようとしていることをリアルに実感できた。ただ、この解決アプローチがあまりにも敷居が高く、そもそもwebリテラシーが高くないと対応できないだろうというのが正直な感想だ。

そこで、自分は以下のように考えた。
  • 「ネットをする」という行為は抽象的なのでその内容をクリアにする。ニュースを見て情報を得たいのか。SNSを使って人とつながりたいのか。音楽を聞きたいのか。ゲームをやりたいのか。日記を書いて情報発信をしたいのか。それぞれのニーズが達成されれば全く健常者と同じにネットを利用できる必要は無いと思う。特にwebリテラシーが低い視覚障害者にはまず練習用のポータルサイトを用意すれば良いのではないか?
  • デバイスは携帯電話が良い。①サイト構造がシンプル②音声入力に対応しやすい③キータッチがシンプル。視覚障害者向けサイトを用意することは敷居が高いが、モバイルサイトを用意することは企業にとって負担にならない。らくらくホンなどのシンプル機種の発達に期待。
  • 音声入力が発達すれば、健常者でも音声読み上げの需要が伸びてくるのではないか。ネットラジオを声で操作できればかなり便利な予感。健常者でも使えればコンテンツが飛躍的に拡大する可能性がある。
「自由にネットができること」よりも「ネットをすることで得られるメリットを享受すること」に主眼を置くべき、と思いました。これについては引き続き考えたいと思います。

2010年8月27日金曜日

社会起業がやりたい理由

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私が社会起業に興味を持ったのはDeNA時代、死んだような目をして休日出勤をしているときに同じシステムグループの松内氏から「アメリカのビジネスエリートのうちの約10%は社会起業家になる」という話を聞いたことが切欠だった。
2006-02-08 - 松内ノート

それからCSRなど社会貢献事業について調べ、自分なりに現状からできる取り組みを考えた。その時参考にしたのはRoom to Read。当時私はモバゲーTOWNというエンタメ系SNSの担当をしていたので、「日本のコミックをモバゲーユーザーから集めて途上国に送り文化交流を図る」という内容のCSR活動を考えマーケティング部長にプレゼンしたが爆笑されそのネタはボツになった。

それから紆余曲折を経て、ソーシャルテクノロジーに関する仕事に従事することになった。この過程において、この社会起業的価値観が、単に個人の志向性の問題ではなく、技術革新に伴う個人の生存戦略上の必然的な変化だと考えるようになった。「アフィリエイトやFXで稼ごう!」などというキーワードには誰も共感しないし、そんなログは実名で残したくない。たとえ偽善と思われようが、詭弁であろうが、とにかく自分の情熱を言葉にして伝えることがスケールするのだ。

今関心があるのは情報格差、世代間格差、労働問題、ひきこもり問題等々。これらの社会問題に積極的に取り組みたいと思う。

2010年8月21日土曜日

遺言がブームだから俺も書いてみた

最近、遺言がブームなようなので俺も書いてみることにした。死ぬ気はないが、今後の時間の使い方を有効にする上で書いておくときっと色々と捗ると思われる。



■参考サイト
遺言情報局 - 自由遺言テンプレート


自由遺言を書くために使える22個の質問です。
「テンプレート」として御自由にお使いください。

「モノの遺言」について

【遺産】誰に何をどれだけ遺しますか
モノの趣味は大体弟とかぶっているので全部あげる。余ったものはヤフオクか捨てる。
本は学術系は図書館に寄贈、残りはブックオフ。オペレーションは弟に任せる。
金は一旦姉に全額預ける。必要な分を差し引いてもらう。足りなかったらごめん。

【遺産】遺産をどこにどれだけ寄付しますか?
多分残らないと思うけど、地域猫とソーシャル教育で1:9くらい全額寄付で。

【遺品】誰に何を遺しますか?
bot含めtwitterアカウントを弟にあげる。

「望みの遺言」について

【最後にしたいこと】死が目前に迫ったとき、最後にしたいことは何ですか?
健康ならジャグリング、歩けないならピアノ、それも無理なら猫と戯れる。

【終末期の処置】がんなどの告知を望みますか?
というか病院に行かなそうだけど告知して下さい。

【終末期の処置】尊厳死を希望しますか?
金がかからないなら是非。

【終末期の処置】どこで最期を迎えたいですか?
広いところならどこでも。

【お葬式】どこでお葬式をしてほしいですか?
どこでも良い。

【お葬式】お葬式にどれくらい費用を掛けてほしいですか?
格安で、というか法律的に問題ないなら適当な山とかに埋めて欲しい。

【お葬式】お葬式にお坊さんを呼ぶことを希望しますか?
どちらでも、コスプレでもいい。

【お葬式】お葬式の中身について特段の希望はありますか?
ソーシャル葬式にしたい、どういうのかよくわからんが。Ust?

【お墓】亡くなったあと、どこでどんな風に眠りたいですか?
イメージできないのでお任せします。

【お墓】手元供養を希望しますか?
別に。

【その他】献体を望みますか?
需要があれば。

【その他】臓器移植を望みますか?
需要があれば。

【その他】エンバーミングを望みますか?
いりません。

「ココロの遺言」について

【自分史】青春時代のとっておきの自分史エピソードを教えてください。
高校一年の頃は成績がクラスで45人中43位だった。法学部志望のハズが橋本流とかいうチンケな参考書のおかげで物理が学年一位になり才能あると勘違いして京大理学部物理を目指すことになった。そっからウロウロと2浪して京大に行ったわけだが。

【自分史】仕事についてとっておきの自分史エピソードを教えてください。
新卒入社後半年は平日5日中3日泊まりこみ土日の片方出勤片方半日出勤で頑張ってたな。床で寝て給湯室で髪洗ってた。全然捗らなかったけど何かが取り憑いてた。エンジニアにして自社サービスのヘビーユーザーだった上にほぼ一人で作るのでリリースされた時はお問い合わせに張り付いて狂ったようにF5連打しまくってた。んで「新サービスリリースされたみたいだよ」とか言って自作自演してた。

【自分史】自分の人生にとってかけがえのない人は誰ですか?
今のところ学生時代の彼女かな、振られたけど。

【自分史】その他、忘れられない思い出を教えてください。
ジャグリングで大道芸して色んな他人とつながって世界が広がったことかな。出演依頼、ステージ、練習、旅先などなど。ケンブリッジの語学学校でもクラスメイトと一瞬で打ち解けたし校内で有名になった。公園で練習してても子供や若者に絡まれるし、街中でパフォーマンスすれば投げ銭を稼げる。言葉や文化的背景が不要なジャグリングはとっつきやすいネタで良かった。おかげで人前に出るのは当たり前で、その上で何か面白い事をするのが当然っていうメンタリティになった。

【遺訓】あなたが人生から学んだことは何ですか?
何事も適度にやるより極めるつもりでやるほうがうまくいく
自分の頭で考え、自分の心に聞いてみる

【遺訓】子や孫に遺したい教えは何ですか?
ログはとっとけ、いろいろと捗るぞ
子供は3人以上産んどけ、増えるぞ

【メッセージ】家族などに言い残しておきたいメッセージはありますか?
それじゃあ先に死ぬわ

書いてみるとなんだか切ない気持ちになるな…

2010年8月20日金曜日

ソーシャルメディアマーケティングに関するリンク集

随時更新する予定です


■SMM提供企業



■情報サイト


■what is SMM



■how to SMM



■効果測定



■分析・考察



■その他

2010年8月14日土曜日

俺がソーシャルグラフ最適化(SGO)について解説してやるよ

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ソーシャルグラフ最適化とは、mixiの笠原氏がIVSの会場で述べた発言である。
【IVSリポート】 「時代はSEOからSGO(ソーシャルグラフ最適化)へ」:NETMarketing Online(日経ネットマーケティング)

抜粋すると
そして、これまでサイトはトラフィックの拡大のために必死でSEO(検索エンジン最適化)を実施していたが、今後はいかに閲覧者の友人や知人にクチコミで伝えてもらうかというのが鍵を握ると主張。「これからはSEOではなく、SGO(ソーシャルグラフ最適化)の時代に変わるはずだ」(笠原社長)とした。その上でミクシィはソーシャルグラフに沿って表示される広告である「ソーシャルアド」で効率的にマネタイズしていくとした。
ということだ

そもそもソーシャルグラフって何?って人はまずこれでも読んでくれ
ソーシャルグラフとは何か? エッジとノードから考える - CNET Japan

じゃあSGOって要はSEOのソーシャルメディア版ってことだね、という事になりそうだが、話はそう単純ではない。twitterやFacebook経由トラフィック数などだけでなく、フォロワー数、フレンド数、リツイート数やリプライ数など、様々な指標を新たに考慮する必要がある。

とはいえ、これについて心配する必要は余り無い。なぜならこのKPIについて定義してくれるサービスがあるからだ。

The Standard for Online and Internet Influence | Klout

これは以前このブログでも紹介したサービスだが、フォロワー数やリツイート数などによってアカウントの影響力を総合的に判断してくれる。なのでこのサービスでスコアを上げる努力をすればそれは自ずとSGOになるということだ。
sarutando knows: 戸締り、ガスの元栓、あとKlout Scoreを確認しておくか…

ソーシャルメディア最適化(SMO)と何が違うのって話だが、これはターゲットセグメントのリテラシーに応じて使うソーシャルメディアやアプローチを変えろって事だ。グランズウェルを読めばイメージ湧くだろう。
sarutando knows: 【レビュー】グランズウェル、ソーシャルテクノロジーによる企業戦略
sarutando knows: グランズウェル

結論:SGOって要はKlout Scoreを上げろってことだ

2010年8月13日金曜日

コソコソしてないでそろそろ実名で活動しろよおまえら

結論から言うと、情報の流動性が高くなってくると個人情報は自分から晒したほうがメリットが大きくなる。LinkedINが良例だが、経歴やスペックに嘘はつけないし、正しく晒してマッチングしたほうがあらゆる機会に恵まれるからだ。

実名で行動するメリットは以下の通り。
  1. 自分個人のアイデンティティに対する信頼度を高めることができる
  2. 自分が晒したプロフィールからネットワークを広げることができる
  3. 人に見られる緊張感を持つことで言動や行動が洗練される
  4. 気持ちいい

といったところだろうか。デメリットだが

  1. ケツ毛バーガーのような中傷に巻き込まれる
  2. 失言が取り消せないので変なことが言えない
  3. 会社や組織から目をつけられるので変な事が言えない

が考えられる。しかし、1.開き直る2.真摯に対応する3.規律に沿うでで解決なので問題ない。3.に関しては、まだソーシャルメディアガイドラインを策定していない企業に務めている人はある程度のリスクが伴なうかもしれない。しかしそんな企業はいずれ衰退するので辞めればいいだけの話である。

また、各活動毎にアカウントを分けるという方法もあるが、それはしない方が良いだろう。理由は簡単で、面倒だからである。自分に関する情報は垂れ流せばよい。フィルターは発信側ではなく受信側でかければいい。

まずはtwitterから実名化しよう。晒すリスクより晒さないリスクのほうが大きいのだから。

■参考リンク
Geekなぺーじ : ネットで実名を出せない理由 ←かなりまとまってます
露出リテラシー - 女。MGの日記。←軸はちょと違うけど面白い論
Bianchiの徒然ブログ : Twitterユーザーの半分は実名ーー今後も増加する実名利用

戸締り、ガスの元栓、あとKlout Scoreを確認しておくか…

twitterを効果的に利用したいと考えていて、しかし闇雲にフォロワー増やしてもねえ、という方は是非Klout Scoreを確認して見て欲しい。

これは、自分のtwitter上での影響力を表す指標であり、25のパラメーターで計算される指標のようだ。
説明するより見たほうが早いので以下からアクセスするといい

The Standard for Online and Internet Influence | Klout

あるいはFootsuiteでユーザー名クリックでも確認可能
HootSuite
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■参考記事
インフルエンサー評価のスタンダード~Klout Score ってなに?(1/2) / ソーシャルウェブ活用のヒント - japan.internet.com コラム
Twitter上の影響力を数値化するKlout Scoreの全容を解明してみた:シリアルイノベーション:ITmedia オルタナティブ・ブログ

2010年8月12日木曜日

ブログのすゝめ~インターネットハ人ノ上ニ人ヲ造ラズ人ノ下ニ人ヲ造ラズ~



かつて、福沢諭吉が一部の知識人のみだけでなく、市民を啓蒙する目的で書いたとされている学問のすゝめ。幸いにして現代においては教育制度の発達に伴い学問そのものは広く普及したと言える。しかし、時代の変化に伴い、必要とされる学問の内容や習得手段、伝達手段にも変化が生じ、新しい時代に合わせた啓蒙活動が必要であろうと考えられる。

そこで私は、皆様にブログの執筆を広く普及させたいと考えた。言わば

ブログのすゝめ

である。

私がここ2ヶ月でブログを書くことによって得たメリットを完結にまとめると以下の通り

  • 文章にすることによって自分の中で曖昧であった情報が整理される
  • 人に読まれる事を意識する事により章立てや構成を意識し、書く技術が身につく
  • 様々なフィードバックを受けることにより、情報の需要を知る事ができる
  • 内容を元に、これまで面識のなかった人とのネットワークが広がる

特に、前回のエントリーで指摘したように、すでにある程度の専門性を有しており、組織の枠の中で活動しているエリート層の人に関しては、その内容をブログにするだけである程度の効果は得られると思う。

ブログを書くに当たって、個人的に感じたコツは以下の通り

  • 何も書くことがないならとりあえずtwitterの一日のまとめを転記する
  • RSSリーダーを使って日々のブログのネタ探しを行う
  • 会社での業務の作業ログを機密事項に触れない一般化した内容で書く
  • 読んだ本や使ったもののレビューを書く
  • 文章にまとまらなそうだったらとりあえず箇条書きにする
  • 完璧な内容を求めると時間がかかるので一時間くらいで切り上げ次回に続きを書く
  • 無理やり一個でも写真を入れる
  • google analyticsで常に効果測定するとモチベーションが上がる

最後に、ブログを書くことが素晴らしいと思う、もう一つの側面について言及する。
  • いくら会社から高い評価を受けていてもノウハウを公開できない一般化できない人はブログが書けない
  • いくら有名人でも、エントリーの内容が陳腐なものであればむしろ評価を下げることになる
  • どんなに無名の人でも、優れたエントリーを書くことができれば高く評価される

これ即ち

「インターネットハ人ノ上ニ人ヲ造ラズ人ノ下ニ人ヲ造ラズ」

である。特にこれから活動範囲を活発に広げていきたい者は早速今日からブログを作成し、今日の作業ログを書き始めると良い。独立し、社会におけるプレゼンスを高めるための第一歩になるだろう。このブログの左上のロゴをクリックすればbloggerを始めることができる。簡単なことである。